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- 2010.02.27
- 連絡事項
お二人目の妊娠を目指して治療中の方へ : 来月よりお子様を連れて受診される方優先の時間帯を設定します
当院でお二人目・三人目の妊娠を目指して、不妊外来に通院中の方にご案内を差し上げます。
以前よりお子様連れでの受診について、特別の時間帯を設けてほしい旨のご要望を、お子様をお連れの方、お連れでない方の双方から多数頂いておりました。
皆様のご要望をふまえ、できるだけすみやかに以下の要領でお子様連れを優先する時間帯の予約を開始します。
①月曜・水曜・木曜・金曜・日曜の午前診、9:30~10:00にお子様連れ優先枠を設けます。これらの曜日でお子様連れでの受診予約は、できるだけこの時間でお願いします。
②火曜日・土曜日の午前診は、4月より古谷医師担当の妊娠初期・婦人科外来となり、不妊外来は午後診のみとなります。
③午後診しか受診できない場合は、受付が個別にできるだけ早めの時間帯をご案内しますので、予約の際に申し出てください。
④お子様連れでも、午後診も含めて優先枠以外の全ての時間でご予約可能です。ただしその場合は、お子様をお連れでない方に、できるだけの配慮をお願いします。
(医)平治会SACRAレディースクリニック院長 阪本義晴
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- 2010.01.25
- 連絡事項
3月の両親学級を以下の日程・内容で行ます。
初期教室(妊娠12~23週ごろが対象)
:3/07(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)・院長阪本より、ご主人の妊娠中・分娩・産後・育児への参加・協力、妊娠中の注意事項、安産のためにできること。
・誠歯科の原田先生より、妊娠中・分娩後の歯の管理について。
・助産師より、予約および緊急時の連絡方法、院内設備の概要説明、母子手帳の活用について、妊娠全期間の注意事項・切迫流早産の予防、胎教について、食生活・体重管理のこつ、育児用品について。
後期教室(妊娠26~35週ごろが対象)
:3/14(日)9:30受付、10:00~11:30
:3/21(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)助産師より、入院の時期と手順・分娩の流れ、入院時の必要物品、院内の設備について、呼吸法・補助動作について、妊婦体操・リラックス方について、乳頭の手入れについて、妊娠後半期の生活の注意など
場所はすべて万葉ホール(奈良県橿原市小房町11番5号)4階の研修室2です。
詳細のお問い合わせは、外来の看護師・助産師、または両親学級担当の香西助産師までお願いします。
事前にお電話でまたは直接、クリニック受付でご予約下さい。ご予約の際には、ご主人様も一緒においでいただけるかどうかの確認をさせていただいていますのでご協力をお願いします。
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- 2010.01.25
- ナースステーション便り
ナースステーション便り : 今回は吉原助産師の「外来で助産師になんでもお尋ねください」
皆さまこんにちは!今回は助産師の吉原が担当させていただきます
私は主にSACRAの外来を担当しており、皆様とは外来でお会いすることが多いですね。短い時間ですが妊婦さんやお産後のママやそのご家族とお会いし役立つ情報などお伝えできればと思っています。外来では今後も保健相談の充実に努めたいと考えています。
今のところ、妊娠初期とお産が近い後期に保健相談の時間を設けています。主に午前の診察に保健相談を行っていますので午後の診察中心に来られる方は各時期に入られましたらなるべく午前の診察時間を設けていただき助産師とお話の時間をおとり下さい!。
お産後は二週間後健診と一ヶ月健診に保健相談の時間があります。育児や母乳についてなど不安なことをご相談くださいね!
今回は赤ちゃんを望まれる女性や、妊娠中、授乳中の女性に必要と最近注目されている葉酸について少しお話したいと思います。
葉酸にはたんぱく質をつくる手助けや、貧血を防いだり、皮膚や粘膜を強くする働きなどがあります。そして最近とくに注目されている働きは、遺伝情報を司るDNAやRNAがつくられる際に深く関わっているということです。お腹の中で新しい細胞がどんどん作られてゆく赤ちゃんにはとても必要な栄養素といえますね。
妊娠6週目頃までに、赤ちゃんは脳や脊髄など大切な器官の原型をつくり、最も盛んに細胞分裂をおこなうため、葉酸をたくさん必要とします。でも、妊娠がわかるのは早くて5~6週頃。そのため赤ちゃんを望む女性は妊娠前から葉酸を十分とる必要があるのです。
日本では厚生労働省が妊娠1カ月以上前から、食品からの葉酸に加えて栄養補助食品から1日400μg摂取するのが望ましいと呼びかけています。
葉酸は水溶性のビタミンで体内に蓄えるのが難しい栄養素です。吸収率も50%ほど、、。
葉酸を多く含む食品には、ほうれん草やいちごなどの野菜や果物、レバーや卵黄などの動物性食品、納豆やのりなど色々あります。400μgの葉酸をとるためにはほうれん草なら加熱したもので約4束、納豆なら約13パックとなり、食事だけで必要な量の葉酸をとるのは難しいため、サプリメントで補うのが、効率のよい方法です。
ぜひ皆さんも葉酸をようさんとりましょう~!
気がつけば大寒も過ぎ少しずつ春に向けて暦は過ぎていきますがまだまだ寒い日が多いですね。引き続き手洗いうがいに努めていただき健やかなマタニティー&ママライフをお過ごしください!(^0^)/
助産師 吉原嘉子
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- 2010.01.04
- 連絡事項
あけましておめでとうございます。
2月の両親学級を以下の日程・内容で行ます。
初期教室(妊娠12~23週ごろが対象)
:2/07(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)・院長阪本より、ご主人の妊娠中・分娩・産後・育児への参加・協力、妊娠中の注意事項、安産のためにできること。
・誠歯科の原田先生より、妊娠中・分娩後の歯の管理について。
・助産師より、予約および緊急時の連絡方法、院内設備の概要説明、母子手帳の活用について、妊娠全期間の注意事項・切迫流早産の予防、胎教について、食生活・体重管理のこつ、育児用品について。
後期教室(妊娠26~35週ごろが対象)
:2/14(日)9:30受付、10:00~11:30
:2/28(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)助産師より、入院の時期と手順・分娩の流れ、入院時の必要物品、院内の設備について、呼吸法・補助動作について、妊婦体操・リラックス方について、乳頭の手入れについて、妊娠後半期の生活の注意など
場所はすべて万葉ホール(奈良県橿原市小房町11番5号)4階の研修室2です。
詳細のお問い合わせは、外来の看護師・助産師、または両親学級担当の香西助産師までお願いします。
事前にお電話でまたは直接、クリニック受付でご予約下さい。ご予約の際には、ご主人様も一緒においでいただけるかどうかの確認をさせていただいていますのでご協力をお願いします。
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- 2009.12.11
- ナースステーション便り
ナースステーション便り : 今月は富重看護師の「私がSACRAを紹介します」です
初めまして、こんにちは。今回ブログを担当する、看護師の富重です。
師走を迎え、気持ちが焦り始めるこの時期皆さんはどうお過ごしですか?寒さが日に日に増し、冷たい風が頬を突き刺しますね。
そんな日こそ、まったりこたつでみかんといきたいものです(^ ^ゞ
産婦人科って女性にとって、通院するには勇気のいる診療科ですよね。私もその一人で、診察を受けるとなるとドキドキしてしまいます。
少しでも緊張しないで診察をお受けできればと、今回は思考を変えて私から見るSACRAをほんの少しだけ紹介します。
まずご来院いただくと、玄関前のエントランスには、芝桜が植えてあります。春になれば玄関先がピンク色で彩られます。
受付に入ると、産科と婦人科に診療科が別れています。そして待合室でお待ちいただく際は中庭が見えます。
その中庭は先生のお気に入りで気分を落ち着かせてくれます。
またお手洗いには、可愛いお花が活けてあります。そのお花でほっと一息つくことが出来ますよ。
産科側には、キッズコーナーが完備され、婦人科側には、パソコンが設置されています。外来の待ち時間を、有意義にお使いいただけるかと思います。
扉が沢山あって、どこから入るか迷ってしまいそうですがその都度お名前をお呼びしますので、ご安心ください。
いつ名前を呼ばれるか心配で、お手洗いに行くタイミングも計れない事もあるかと思います。我慢なさらずお手洗いをご使用ください。
内診と超音波は一番緊張しますが、数分で終わってしまいます。子宮癌検診は、早期発見、早期治療です。
少しの勇気で治療を早めることができますので是非お受けくださいね。
SACRAには早朝から、外来に髪の毛1本でも落とさないとお掃除に勤しむスタッフ、また一つの仕事にプライドを持って取り組むスタッフ、
毎日目標を持って仕事に励むスタッフがいます。
そして先生は、ご妊娠が確定した場合には患者さんと同じ様に喜び、残念な結果が出た場合は、同じ様に悲しんでくださいます。
そんなスタッフに囲まれ日々刺激され学ぶ事がとても多いです。
先生はよく「妊娠は、奇跡と奇跡の連続なんです。」と患者さんにお話されます。
本当にそうだと実感します。妊娠するまで、更に無事出産に至るまで、奇跡と奇跡の連続でベビーちゃんと出会えるんですよね。
そんな奇跡の瞬間に立会い、一緒に感動を分かち合うことができればと思っています。
楽しく治療を受ける事が出来、楽しく妊娠ライフが過ごせますように、何かお困りの際は、いつでもご相談くださいね。
ほんの少しですがSACRAを紹介してみました。 いかがでしたでしょうか??
皆様時節柄、ご多忙のことと存じます。くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
少し早いですが、よいお年をお迎えくださいませ。
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- 2009.12.02
- 連絡事項
新型インフルエンザワクチンの本予約情報(対象となる分娩予定日の案内)
2009.12.02 更新しました。
すでに当院で仮予約を済まされている妊婦さんは、どの予定日の方も本予約可能になりました。
国からのワクチン出荷が少し遅れる関係で(当院に届くのは来週初めになるようです)、接種は2009.12.09(水)から再開の予定です。
ただし、当院以外のクリニックで、すでに接種できる日付が決まっている方は、申し訳ありませんがそちらでお願いします。その場合はお手数でも、当院の仮予約を必ず取り消してくださいますようお願いします。
特に明日香ウィメンズクリニックでの接種を予約されている方は、増田院長に特別にお願いしてご協力いただいていますので、そちらをキャンセルすることはご遠慮ください。
なお、当院以外のクリニックでワクチン接種後に、万一心配な症状などが出現した場合でも、当院が責任を持って対応します。
当院以外のクリニックでも、どうぞ安心して接種を行ってください。
また本予約は、すでに仮予約を済まされている方のみ可能です。
ただ仮予約がまだでも、ワクチンの在庫状況により個別に対応できることがありますので、受付にご相談ください。
本予約は、受付に直接、あるいはお電話でお願いします。
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- 2009.12.01
- 連絡事項
来年1月の両親学級を以下の日程・内容で行ます。
初期教室(妊娠12~23週ごろが対象)
:1/31(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)・院長阪本より、ご主人の妊娠中・分娩・産後・育児への参加・協力、妊娠中の注意事項、安産のためにできること。
・誠歯科の原田先生より、妊娠中・分娩後の歯の管理について。
・助産師より、予約および緊急時の連絡方法、院内設備の概要説明、母子手帳の活用について、妊娠全期間の注意事項・切迫流早産の予防、胎教について、食生活・体重管理のこつ、育児用品について。
後期教室(妊娠26~35週ごろが対象)
:1/09(土)9:30受付、10:00~11:30
:1/17(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)助産師より、入院の時期と手順・分娩の流れ、入院時の必要物品、院内の設備について、呼吸法・補助動作について、妊婦体操・リラックス方について、乳頭の手入れについて、妊娠後半期の生活の注意など
場所はすべて万葉ホール(奈良県橿原市小房町11番5号)4階の研修室2です。
詳細のお問い合わせは、外来の看護師・助産師、または両親学級担当の香西助産師までお願いします。
事前にお電話でまたは直接、クリニック受付でご予約下さい。ご予約の際には、ご主人様も一緒においでいただけるかどうかの確認をさせていただいていますのでご協力をお願いします。
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- 2009.11.11
- 連絡事項
重要!!新型インフルエンザに対するワクチン接種について(第三報)
2009.12.02追記しました。
すべての予定日の方で本予約可能です。仮予約を済まされている方は早急に本予約をお取りください。
また他の施設で接種ができて、当院の仮予約が残っている方はお手数でも当院の仮予約を取り消してください。
以下本文
はじめに、このお知らせの内容は2009.11.11の時点の情報に基づくものです。
今後も当院ホームページ・SACRAブログや、院内掲示板でお知らせする最新の情報にご注意ください。
厚生労働省が優先接種の対象とする、妊婦さんへの新型インフルエンザワクチンの接種が始まりました。
供給されるのは国産の不活化ワクチンであり、安全性は100%ではないものかなり高いと考えられます。
海外では妊婦の死亡例も多く報告されています。
最終的な接種の判断はご自身でお願いすることになりますが、接種されることを強く推奨します。
接種回数は厚生労働省により、「妊婦さんも原則1回のみの接種」の方針に変更されました。
当初に案内した2回目の接種は不要ですので、ご注意ください。
接種可能な国産ワクチンには大きく分けて、以下の2種類があります
① 保存剤の添加されない北里研究所製0.5mLプレフィルド注射器ワクチン
② 保存剤の添加されている通常のワクチン
妊婦さんの接種に最も望ましいのは保存剤の添加されないワクチン?ですが、供給は限られています。
接種するワクチンの量は0.5mlであり、その中に含まれる保存剤は0.002~0.004mgと極々微量です。
そのため、保存剤入りのワクチン?でも十分安全であると考えられます。
当院でもかかりつけの妊婦さんだけを対象に、以下の基本方針で接種する予定です。
1.当院での接種を希望されるかたは、お電話または直接に受付で仮予約を行ってください
2.使用するのはできるだけワクチン①としますが、供給状況によりワクチン②も使用します
3.分娩の近い妊娠末期の方から接種を開始し、その後順次中期・初期へと対象を拡大します
4.ワクチンが確保できれば、日付と時間を指定して受付で本予約をお受けします
5.本予約が可能かどうかは、ホームページからリンクするSACRAブログと、受付で確認できます
「分娩予定日が○月○日までの方」として案内する予定です
2009.11.17.時点では分娩予定日が2010.01.31までの方を対象に本予約をお受けしています。
ワクチン?は近隣の内科クリニックでも接種可能です。ワクチン供給の問題から、妊娠初期から中期の方への接種は当院では遅れる可能性があります。当院以外の施設にも問い合わせられて、早いほうで接種されることが望ましいですが、妊婦さんを受け付けない施設も多いのが現状です。
なお、接種の際には必ず母子手帳を持参してください。
また当院以外で早期に予約できた場合は、速やかに当院の仮予約を取り消して下さい。
予約していても接種時点で分娩が終了してしまっている場合は、残念ながら優先接種の対象ではなくなります。
しかし分娩後の方(1歳未満の赤ちゃんのご両親)も、厚生労働省の方針変更でワクチン接種回数が高校生以下の年齢層を除き原則1回とされましたので、比較的早期にワクチン接種の対象となる可能性が高いです。
テレビ・新聞などの報道に十分注意いただいて、ご自身と赤ちゃんを守るため、対象になったら速やかにワクチンを接種してください。
(医)平治会SACRAレディースクリニック院長 阪本 義晴
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- 2009.11.10
- 連絡事項
12月の両親学級を以下の日程・内容で行ます。
初期教室(妊娠12~23週ごろが対象)
:12/6(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)・院長阪本より、ご主人の妊娠中・分娩・産後・育児への参加・協力、妊娠中の注意事項、安産のためにできること。
・誠歯科の原田先生より、妊娠中・分娩後の歯の管理について。
・助産師より、予約および緊急時の連絡方法、院内設備の概要説明、母子手帳の活用について、妊娠全期間の注意事項・切迫流早産の予防、胎教について、食生活・体重管理のこつ、育児用品について。
後期教室(妊娠26~35週ごろが対象)
:12/20(日)9:30受付、10:00~11:30
:12/26(土)9:30受付、10:00~11:30
(内容)助産師より、入院の時期と手順・分娩の流れ、入院時の必要物品、院内の設備について、呼吸法・補助動作について、妊婦体操・リラックス方について、乳頭の手入れについて、妊娠後半期の生活の注意など
場所はすべて万葉ホール(奈良県橿原市小房町11番5号)4階の研修室2です。
詳細のお問い合わせは、外来の看護師・助産師、または両親学級担当の香西助産師までお願いします。
事前にお電話でまたは直接、クリニック受付でご予約下さい。ご予約の際には、ご主人様も一緒においでいただけるかどうかの確認をさせていただいていますのでご協力をお願いします。
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- 2009.10.28
- 連絡事項
重要!! 新型インフルエンザに対するワクチン接種について(第二報)
11/09一部改変しました(ver.2.3)。
本日時点でもワクチン入荷予定は未定です。いちおう11/16の月曜に分娩直前の37週以後の方のみ初回の接種を行う予定です(その分のワクチンの入荷すら未確定です・・)が、ワクチン供給が安定するまで相当の時間がかかる可能性あります。その後、ワクチン入荷をみて徐々に予定日が先の方まで対象を広げていく方針です。
当院で仮予約をいただいている方も、二股になって結構ですので、他の施設で早期の接種が可能かお問い合わせされることをお勧めします。
ただし他の施設で接取ができることが確定すれば、当院の仮予約はいったんキャンセルしてください。
ただ、内科クリニックなどに電話しても「妊婦さんは受付ていない」などの対応をされる施設が多くあるようです。本来あるべき対応ではないとは思いますが、その様な施設は深追いせず、他の施設にもお問い合わせください。
なお、特別にお願いしていた、明日香ウィメンズクリニック(下記本文参照)の予約もいっぱいになっているようです。
10/30一部内容追加しました。
ワクチンの供給が安定するまで数週間かかる可能性あります。WHOの報告や、厚生労働省の検討会でも一回接種で十分だとの意見があったことも踏まえ、当分のあいだできるだけ多くの方にワクチン接種ができるよう、一回目の方への接種を優先します。
以下、本文
はじめに、このお知らせの内容は10/27時点の情報に基づくものです。
今後も当院ホームページ・SACRAブログや、院内掲示板でお知らせする最新の情報にご注意ください。
11月はじめからとされていた新型インフルエンザに対するワクチン接種が、遅れて11/16から開始されます。
妊婦さんは海外で新型インフルエンザの重症例・死亡例が多く報告されていることから、厚生労働省が優先接種の対象に指定しています。供給されるのは、比較的安全性の高いとされる国産ワクチンです。
安全性は100%ではないものの、不活化ワクチンであるためかなり安全性が高く、最終的な接種の判断はご自身でお願いすることになりますが、接種されることを強くお勧めします。
妊婦さんは原則2回の接種が必要で、初回の接種後1週間から4週間の間隔をあけて(できれば4週間あけて)、2回目の接種を行うことになります。
分娩まで時間的な余裕のある方は4週間後、分娩が近い方は1週間後に2回目接種が望ましい(下記基本方針参照:ワクチン供給が不十分な間、1回目の接種の方優先)。
なお、この妊婦さんには原則2回とのの接種方針は、今後変更される可能性もあります。
国産ワクチンには大きく分けて、以下の2種類があります
? 保存剤の添加されない北里研究所製0.5mLプレフィルド注射器ワクチン
? 保存剤の添加されている通常のワクチン
国産ワクチンの中でも、?が妊婦さんの接種に最も望ましい製剤ですが、保存剤はごく少量添加されるだけですので通常の?のワクチンでも十分安全であると考えられます。また?の供給は?に比べてかなり少ないようです。
当院でもかかりつけの妊婦さんだけを対象に、新型インフルエンザワクチン以下の基本方針で接種します。
1.妊娠初期(妊娠8~12週以前) :できるだけ保存剤なしの?を使用
2.妊娠中期・後期(それ以後) :通常ワクチンである?も使用
3.開始直後は分娩が近い10ヶ月の方を優先して接種
4.10/28より仮予約(それに基づきワクチンを確保します、接種日の予約は不可)
5.ワクチンの供給量がわかりしだい本予約(本予約の開始日は未定、11/9以後に問い合わせてください)
6.当分の間、できるだけ多くの方にワクチンを接種するため、一回目の接種を優先します
(1回接種でもかなりの効果が期待できます。分娩近い方は1週間後に当院以外で2回目追加が望ましい)
ワクチン?は近くの内科クリニックでも接種可能です。以下のクリニックには特にご協力をお願いしています。
明日香ウィメンズクリニック(橿原市見瀬町、近鉄岡寺駅前) :0744-28-3511
事前にお電話で妊婦であることを告げてご予約いただき、接種の際には必ず母子手帳を持参してください。
なお、予約していても接種する時点で分娩が終了してしまっている場合は、残念ながら優先接種の対象ではなくなります。しかし分娩後の方(1歳未満の赤ちゃんのご両親)も、妊婦さんよりは遅れますが来年1月にはワクチン接種の対象になる予定です。
今後、特に健康な成人に対するワクチン接種の回数が、1回のみに変更される可能性もあります。その場合は年内にも1歳未満の赤ちゃんのご両親が接種の対象となることもありえますので、新聞などの報道に十分注意いただいて、ご自身と赤ちゃんを守るため、対象になったら速やかにワクチンを接種してください。
(医)平治会SACRAレディースクリニック院長 阪本 義晴