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- 2009.12.02
- 連絡事項
新型インフルエンザワクチンの本予約情報(対象となる分娩予定日の案内)
2009.12.02 更新しました。
すでに当院で仮予約を済まされている妊婦さんは、どの予定日の方も本予約可能になりました。
国からのワクチン出荷が少し遅れる関係で(当院に届くのは来週初めになるようです)、接種は2009.12.09(水)から再開の予定です。
ただし、当院以外のクリニックで、すでに接種できる日付が決まっている方は、申し訳ありませんがそちらでお願いします。その場合はお手数でも、当院の仮予約を必ず取り消してくださいますようお願いします。
特に明日香ウィメンズクリニックでの接種を予約されている方は、増田院長に特別にお願いしてご協力いただいていますので、そちらをキャンセルすることはご遠慮ください。
なお、当院以外のクリニックでワクチン接種後に、万一心配な症状などが出現した場合でも、当院が責任を持って対応します。
当院以外のクリニックでも、どうぞ安心して接種を行ってください。
また本予約は、すでに仮予約を済まされている方のみ可能です。
ただ仮予約がまだでも、ワクチンの在庫状況により個別に対応できることがありますので、受付にご相談ください。
本予約は、受付に直接、あるいはお電話でお願いします。
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- 2009.12.01
- 連絡事項
来年1月の両親学級を以下の日程・内容で行ます。
初期教室(妊娠12~23週ごろが対象)
:1/31(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)・院長阪本より、ご主人の妊娠中・分娩・産後・育児への参加・協力、妊娠中の注意事項、安産のためにできること。
・誠歯科の原田先生より、妊娠中・分娩後の歯の管理について。
・助産師より、予約および緊急時の連絡方法、院内設備の概要説明、母子手帳の活用について、妊娠全期間の注意事項・切迫流早産の予防、胎教について、食生活・体重管理のこつ、育児用品について。
後期教室(妊娠26~35週ごろが対象)
:1/09(土)9:30受付、10:00~11:30
:1/17(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)助産師より、入院の時期と手順・分娩の流れ、入院時の必要物品、院内の設備について、呼吸法・補助動作について、妊婦体操・リラックス方について、乳頭の手入れについて、妊娠後半期の生活の注意など
場所はすべて万葉ホール(奈良県橿原市小房町11番5号)4階の研修室2です。
詳細のお問い合わせは、外来の看護師・助産師、または両親学級担当の香西助産師までお願いします。
事前にお電話でまたは直接、クリニック受付でご予約下さい。ご予約の際には、ご主人様も一緒においでいただけるかどうかの確認をさせていただいていますのでご協力をお願いします。
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- 2009.11.11
- 連絡事項
重要!!新型インフルエンザに対するワクチン接種について(第三報)
2009.12.02追記しました。
すべての予定日の方で本予約可能です。仮予約を済まされている方は早急に本予約をお取りください。
また他の施設で接種ができて、当院の仮予約が残っている方はお手数でも当院の仮予約を取り消してください。
以下本文
はじめに、このお知らせの内容は2009.11.11の時点の情報に基づくものです。
今後も当院ホームページ・SACRAブログや、院内掲示板でお知らせする最新の情報にご注意ください。
厚生労働省が優先接種の対象とする、妊婦さんへの新型インフルエンザワクチンの接種が始まりました。
供給されるのは国産の不活化ワクチンであり、安全性は100%ではないものかなり高いと考えられます。
海外では妊婦の死亡例も多く報告されています。
最終的な接種の判断はご自身でお願いすることになりますが、接種されることを強く推奨します。
接種回数は厚生労働省により、「妊婦さんも原則1回のみの接種」の方針に変更されました。
当初に案内した2回目の接種は不要ですので、ご注意ください。
接種可能な国産ワクチンには大きく分けて、以下の2種類があります
① 保存剤の添加されない北里研究所製0.5mLプレフィルド注射器ワクチン
② 保存剤の添加されている通常のワクチン
妊婦さんの接種に最も望ましいのは保存剤の添加されないワクチン?ですが、供給は限られています。
接種するワクチンの量は0.5mlであり、その中に含まれる保存剤は0.002~0.004mgと極々微量です。
そのため、保存剤入りのワクチン?でも十分安全であると考えられます。
当院でもかかりつけの妊婦さんだけを対象に、以下の基本方針で接種する予定です。
1.当院での接種を希望されるかたは、お電話または直接に受付で仮予約を行ってください
2.使用するのはできるだけワクチン①としますが、供給状況によりワクチン②も使用します
3.分娩の近い妊娠末期の方から接種を開始し、その後順次中期・初期へと対象を拡大します
4.ワクチンが確保できれば、日付と時間を指定して受付で本予約をお受けします
5.本予約が可能かどうかは、ホームページからリンクするSACRAブログと、受付で確認できます
「分娩予定日が○月○日までの方」として案内する予定です
2009.11.17.時点では分娩予定日が2010.01.31までの方を対象に本予約をお受けしています。
ワクチン?は近隣の内科クリニックでも接種可能です。ワクチン供給の問題から、妊娠初期から中期の方への接種は当院では遅れる可能性があります。当院以外の施設にも問い合わせられて、早いほうで接種されることが望ましいですが、妊婦さんを受け付けない施設も多いのが現状です。
なお、接種の際には必ず母子手帳を持参してください。
また当院以外で早期に予約できた場合は、速やかに当院の仮予約を取り消して下さい。
予約していても接種時点で分娩が終了してしまっている場合は、残念ながら優先接種の対象ではなくなります。
しかし分娩後の方(1歳未満の赤ちゃんのご両親)も、厚生労働省の方針変更でワクチン接種回数が高校生以下の年齢層を除き原則1回とされましたので、比較的早期にワクチン接種の対象となる可能性が高いです。
テレビ・新聞などの報道に十分注意いただいて、ご自身と赤ちゃんを守るため、対象になったら速やかにワクチンを接種してください。
(医)平治会SACRAレディースクリニック院長 阪本 義晴
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- 2009.11.10
- 連絡事項
12月の両親学級を以下の日程・内容で行ます。
初期教室(妊娠12~23週ごろが対象)
:12/6(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)・院長阪本より、ご主人の妊娠中・分娩・産後・育児への参加・協力、妊娠中の注意事項、安産のためにできること。
・誠歯科の原田先生より、妊娠中・分娩後の歯の管理について。
・助産師より、予約および緊急時の連絡方法、院内設備の概要説明、母子手帳の活用について、妊娠全期間の注意事項・切迫流早産の予防、胎教について、食生活・体重管理のこつ、育児用品について。
後期教室(妊娠26~35週ごろが対象)
:12/20(日)9:30受付、10:00~11:30
:12/26(土)9:30受付、10:00~11:30
(内容)助産師より、入院の時期と手順・分娩の流れ、入院時の必要物品、院内の設備について、呼吸法・補助動作について、妊婦体操・リラックス方について、乳頭の手入れについて、妊娠後半期の生活の注意など
場所はすべて万葉ホール(奈良県橿原市小房町11番5号)4階の研修室2です。
詳細のお問い合わせは、外来の看護師・助産師、または両親学級担当の香西助産師までお願いします。
事前にお電話でまたは直接、クリニック受付でご予約下さい。ご予約の際には、ご主人様も一緒においでいただけるかどうかの確認をさせていただいていますのでご協力をお願いします。
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- 2009.10.28
- 連絡事項
重要!! 新型インフルエンザに対するワクチン接種について(第二報)
11/09一部改変しました(ver.2.3)。
本日時点でもワクチン入荷予定は未定です。いちおう11/16の月曜に分娩直前の37週以後の方のみ初回の接種を行う予定です(その分のワクチンの入荷すら未確定です・・)が、ワクチン供給が安定するまで相当の時間がかかる可能性あります。その後、ワクチン入荷をみて徐々に予定日が先の方まで対象を広げていく方針です。
当院で仮予約をいただいている方も、二股になって結構ですので、他の施設で早期の接種が可能かお問い合わせされることをお勧めします。
ただし他の施設で接取ができることが確定すれば、当院の仮予約はいったんキャンセルしてください。
ただ、内科クリニックなどに電話しても「妊婦さんは受付ていない」などの対応をされる施設が多くあるようです。本来あるべき対応ではないとは思いますが、その様な施設は深追いせず、他の施設にもお問い合わせください。
なお、特別にお願いしていた、明日香ウィメンズクリニック(下記本文参照)の予約もいっぱいになっているようです。
10/30一部内容追加しました。
ワクチンの供給が安定するまで数週間かかる可能性あります。WHOの報告や、厚生労働省の検討会でも一回接種で十分だとの意見があったことも踏まえ、当分のあいだできるだけ多くの方にワクチン接種ができるよう、一回目の方への接種を優先します。
以下、本文
はじめに、このお知らせの内容は10/27時点の情報に基づくものです。
今後も当院ホームページ・SACRAブログや、院内掲示板でお知らせする最新の情報にご注意ください。
11月はじめからとされていた新型インフルエンザに対するワクチン接種が、遅れて11/16から開始されます。
妊婦さんは海外で新型インフルエンザの重症例・死亡例が多く報告されていることから、厚生労働省が優先接種の対象に指定しています。供給されるのは、比較的安全性の高いとされる国産ワクチンです。
安全性は100%ではないものの、不活化ワクチンであるためかなり安全性が高く、最終的な接種の判断はご自身でお願いすることになりますが、接種されることを強くお勧めします。
妊婦さんは原則2回の接種が必要で、初回の接種後1週間から4週間の間隔をあけて(できれば4週間あけて)、2回目の接種を行うことになります。
分娩まで時間的な余裕のある方は4週間後、分娩が近い方は1週間後に2回目接種が望ましい(下記基本方針参照:ワクチン供給が不十分な間、1回目の接種の方優先)。
なお、この妊婦さんには原則2回とのの接種方針は、今後変更される可能性もあります。
国産ワクチンには大きく分けて、以下の2種類があります
? 保存剤の添加されない北里研究所製0.5mLプレフィルド注射器ワクチン
? 保存剤の添加されている通常のワクチン
国産ワクチンの中でも、?が妊婦さんの接種に最も望ましい製剤ですが、保存剤はごく少量添加されるだけですので通常の?のワクチンでも十分安全であると考えられます。また?の供給は?に比べてかなり少ないようです。
当院でもかかりつけの妊婦さんだけを対象に、新型インフルエンザワクチン以下の基本方針で接種します。
1.妊娠初期(妊娠8~12週以前) :できるだけ保存剤なしの?を使用
2.妊娠中期・後期(それ以後) :通常ワクチンである?も使用
3.開始直後は分娩が近い10ヶ月の方を優先して接種
4.10/28より仮予約(それに基づきワクチンを確保します、接種日の予約は不可)
5.ワクチンの供給量がわかりしだい本予約(本予約の開始日は未定、11/9以後に問い合わせてください)
6.当分の間、できるだけ多くの方にワクチンを接種するため、一回目の接種を優先します
(1回接種でもかなりの効果が期待できます。分娩近い方は1週間後に当院以外で2回目追加が望ましい)
ワクチン?は近くの内科クリニックでも接種可能です。以下のクリニックには特にご協力をお願いしています。
明日香ウィメンズクリニック(橿原市見瀬町、近鉄岡寺駅前) :0744-28-3511
事前にお電話で妊婦であることを告げてご予約いただき、接種の際には必ず母子手帳を持参してください。
なお、予約していても接種する時点で分娩が終了してしまっている場合は、残念ながら優先接種の対象ではなくなります。しかし分娩後の方(1歳未満の赤ちゃんのご両親)も、妊婦さんよりは遅れますが来年1月にはワクチン接種の対象になる予定です。
今後、特に健康な成人に対するワクチン接種の回数が、1回のみに変更される可能性もあります。その場合は年内にも1歳未満の赤ちゃんのご両親が接種の対象となることもありえますので、新聞などの報道に十分注意いただいて、ご自身と赤ちゃんを守るため、対象になったら速やかにワクチンを接種してください。
(医)平治会SACRAレディースクリニック院長 阪本 義晴
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- 2009.10.19
- 連絡事項
10/27 19:32追加記載(注意!!!)
本日医師会よりファックスあり、妊婦さんへの接種開始が11/16までずれ込むようです。厚生労働省が流している事前の情報とかなり異なってきており、これらは今後も変更される可能性もあります。
以下の文章は外来でも皆様に配布していますが、10/19時点のものです。
今後も最新の情報はこのブログでアップしていきますので、当院かかりつけの妊婦さんにおかれましては、当初の計画と異なってきている理由が、当院の問題によるものでないことをご理解いただき、今後もこのブログに記していく最新の情報に注意してください。
11月より新型インフルエンザに対するワクチン接種が開始されます。
妊婦さんは海外で新型インフルエンザの重症例・死亡例が多く報告されていることから、厚生労働省が優先接種の対象に指定しています。
11月から供給されるのは、比較的安全性の高いとされる国産ワクチンです。
安全性は100%ではないものの、不活化ワクチンであるためかなり安全性が高く、最終的な接種の判断はご自身でお願いすることになりますが、接種されることを強くお勧めします。
妊婦さんは原則2回の接種が必要で、初回の接種後1週間から4週間の間隔をあけて(できれば4週間あけて)、2回目の接種を行うことになります。
分娩まで時間的な余裕のある方は4週間後に2回目を、分娩が近い方は1週間後に2回目の接種を行って下さい。
なお、この妊婦さんには原則2回とのの接種方針は、今後変更される可能性もあるようです。
当院でもかかりつけの妊婦さんだけを対象に、新型インフルエンザワクチンを接種できるように調整中です。
当院では、国産ワクチンの中でも妊婦さんの接種に最も望ましい製剤である、保存剤の添加されない北里研究所製0.5mLプレフィルド注射器製剤を用意する予定です。
しかし、この保存剤なしワクチンの供給は、通常の保存剤入りワクチンよりも少し遅れると見込まれており、当院でワクチンが接種可能になるのは11月中旬以後になる可能性があります(可能になり次第告知します)。
なお、保存剤はごく少量添加されるだけですので、通常のワクチンでも妊婦さんに接種するのに十分安全であると考えられます。
特に分娩が近い方は、11月になれば当院で用意できる保存剤なしワクチンを待たずに、近隣の内科などの医療機関で通常のワクチンを早急に接種されることをお勧めします。
その際には、事前に必ずお電話で妊婦であることを告げてご予約いただき、接種の際には必ず母子手帳を持参してください。
なお、予約していても接種する時点で分娩が終了してしまっている場合は、残念ながら優先接種の対象ではなくなります。
しかし分娩後の方(1歳未満の赤ちゃんのご両親)も、妊婦さんよりは遅れますが来年1月にはワクチン接種の対象になる予定です。
今後、特に健康な成人に対するワクチン接種の回数が、1回のみに変更される可能性もあります。その場合は年内にも1歳未満の赤ちゃんのご両親が接種の対象となることもありえますので、新聞などの報道に十分注意いただいて、ご自身と赤ちゃんを守るため、対象になったら速やかにワクチンを接種してください。
(医)平治会SACRAレディースクリニック
院長 阪本 義晴
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- 2009.10.02
- 連絡事項
11月の両親学級を以下の日程・内容で行ます。
初期教室(妊娠12~23週ごろが対象)
:11/8(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)・院長阪本より、ご主人の妊娠中・分娩・産後・育児への参加・協力、妊娠中の注意事項、安産のためにできること。
・誠歯科の原田先生より、妊娠中・分娩後の歯の管理について。
・助産師より、予約および緊急時の連絡方法、院内設備の概要説明、母子手帳の活用について、妊娠全期間の注意事項・切迫流早産の予防、胎教について、食生活・体重管理のこつ、育児用品について。
後期教室(妊娠26~35週ごろが対象)
:11/15(日)9:30受付、10:00~11:30
:11/22(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)助産師より、入院の時期と手順・分娩の流れ、入院時の必要物品、院内の設備について、呼吸法・補助動作について、妊婦体操・リラックス方について、乳頭の手入れについて、妊娠後半期の生活の注意など
場所はすべて万葉ホール(奈良県橿原市小房町11番5号)4階の研修室2です。
詳細のお問い合わせは、外来の看護師・助産師、または両親学級担当の香西助産師までお願いします。
事前にお電話でまたは直接、クリニック受付でご予約下さい。ご予約の際には、ご主人様も一緒においでいただけるかどうかの確認をさせていただいていますのでご協力をお願いします。
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- 2009.09.04
- 連絡事項
10月の両親学級を以下の日程・内容で行ます。
初期教室(妊娠12~23週ごろが対象)
:10/4(日)9:30受付、10:00~11:30
(内容)・院長所用のため今回は古谷先生より、ご主人の妊娠中・分娩・産後・育児への参加・協力、妊娠中の注意事項、安産のためにできること。
・誠歯科の原田先生より、妊娠中・分娩後の歯の管理について。
・助産師より、予約および緊急時の連絡方法、院内設備の概要説明、母子手帳の活用について、妊娠全期間の注意事項・切迫流早産の予防、胎教について、食生活・体重管理のこつ、育児用品について。
後期教室(妊娠26~35週ごろが対象)
:10/11(日)9:30受付、10:00~11:30
:10/31(土)9:30受付、10:00~11:30
(内容)助産師より、入院の時期と手順・分娩の流れ、入院時の必要物品、院内の設備について、呼吸法・補助動作について、妊婦体操・リラックス方について、乳頭の手入れについて、妊娠後半期の生活の注意など
場所はすべて万葉ホール(奈良県橿原市小房町11番5号)4階の研修室2です。
詳細のお問い合わせは、外来の看護師・助産師、または両親学級担当の香西助産師までお願いします。
事前にお電話でまたは直接、クリニック受付でご予約下さい。ご予約の際には、ご主人様も一緒においでいただけるかどうかの確認をさせていただいていますのでご協力をお願いします。
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- 2009.08.21
- 連絡事項
新聞・テレビなどの報道でご存知のことと思いますが、県内を含めて日本中で新型インフルエンザの感染がかなり拡大している状態になっています。
本来インフルエンザ発症が少ない真夏でこの状況ですので、今秋以後に爆発的流行となる可能性が高いと考えられています。
今後、当院をかかりつけとされる妊婦さん、あるいは当院不妊外来で妊娠をめざして治療中の方の中からも、新型インフルエンザに感染される方がかなり出現する可能性があります。
現時点で明らかなことは
1.現在流行中の新型インフルエンザは、従来の季節性インフルエンザに比べてやや毒性が高いことが明らかになってきたが、少なくとも現時点ではタミフル・リレンザなどの抗ウイルス剤が有効である。
2.妊婦さんに関しては、海外で死亡例が報告されており、ハイリスクと考えられる。
3.妊娠中の抗ウイルス薬の安全性は証明されていないが、添付文書上「治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合に投与する」とされており、早期の内服が勧められる。
ことです。
感染の拡大にともなって、以前に告知した県の発熱相談センターを通じた県立病院の発熱外来での対応は終了し、今後はすべての一般医療機関(後述のように基本的に分娩取り扱い施設を除く)で、診断・治療する体制に移行します。
なお厚生労働省・日本産科婦人科学会は、感染すると重症化しやすい妊婦から妊婦への感染を防止するため、かかりつけ産婦人科医を直接受診することは極力避け、地域の一般病院にあらかじめ電話をして受診しすることを勧めています。
以下のHPから厚生労働省・日本産科婦人科学会のQ&Aが確認できます
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/02-03-01.pdf
当院をかかりつけとする妊婦さん、不妊治療中の患者さんにおかれましては、
以下に示すようなインフルエンザ様症状が出た場合
・38℃以上の発熱と鼻汁や鼻がつまった症状
・のどの痛み
・咳
感染すると重症化しやすい妊婦から妊婦への感染防止の観点から、厚生労働省・日本産科婦人科学会の指針に従い、 以下の対応をお願いします。
1.当院に直接受診することは避けてください
2.近隣の一般病院・診療所に、あらかじめ電話をして受診 してください
3.早期の抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ)服用開始は 重症化防止に効果ありとされていますので、症状出現後はできるだけ早い受診をお勧めします
なお世界保健機構(WHO) は、新型インフルエンザ感染が 疑われる場合には確認検査結果を待たずに、できるだけ早期のタミフル服用開始を勧めています
4.万一診療にあたる一般病院・診療所が見つからなかったり、処方された薬に不安がある場合は、お電話で当院に相談してください。
(医)平治会SACRAレディースクリニック 院長
阪本 義晴
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- 2009.08.07
- 連絡事項
本年9月から11月の分娩予定日の方へ : 奈良医大看護学科学生(助産師志望)の助産学実習へのご協力のお願い
当院は奈良県立医科大学と密接に連携して、皆様に安全で快適な周産期管理を提供すべく努力しています。
本年度も大学から、助産師をめざす看護学科学生の助産学実習についての依頼があり、皆様のご理解を得て受け入れることになりました。
当院はこの実習を毎年受け入れておりますが、本年度も総合病院以外の産科クリニックでは、当院のみが実習施設に選定されています。
これは、海老原師長以下の当院助産師チームの実力と指導力が、県内でも高く評価されている結果です。
実習にあたるのは、奈良医大の医学部看護学科で助産師をめざす最終学年の学生で、全員女性です。もちろん助産学の基本的な知識と技術はすでに習得済みです。
実習は、学生が分娩の数時間前から2時間後までの間、当院の指導資格を持つ助産師の指導のもと、協力して内診と分娩介助にあたります。もちろん当院では医師も必ず分娩に立会いますし、学生が単独で助産行為を行うことは絶対にございません。
ご自身と赤ちゃんに不利益が生じることは全くありませんのでご安心下さい。
なお、実習日は以下の期間中の一部期日(基本的に昼間のみ)となります。そのため、せっかくご同意いただいても実習生がいない場合もありますのでご理解をお願いします。
なお、同意されなくても、当院で分娩されるのに何の不利益もございません。
また上記の実習と平行して、分娩予定日が本年10月中旬で、今回が最初のお産の方数人には、妊婦検診時に当院の助産師が行う助産指導の段階から、学生が関わらせていただきたく存じます。
ご案内は外来受診時に私のほうから個別に差し上げます。もちろん同意されなくても何の不利益もございませんが、ご自身と赤ちゃんに不利益が生じることは全くありませんので、何とぞご協力いただけますようにお願いします。
実習期間 : 平成20年9月7日(月) ~ 11月30日(月)
何卒皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
(医)平治会SACRAレディースクリニック
院長 阪本 義晴