2006.07.12よくある質問
「妊娠5ヶ月に入ったら戌の日に安産祈願の腹帯を巻く」のが常識、というのは実は日本だけのようです。私も詳しく調べたわけではありませんが、中国にもそのような風習は無いのだとか。少なくとも私がいた頃の英国の妊婦さんは、皆さん腹帯ではなく当時流行していた臍だしシャツを着ておられました(笑)。
腹帯の歴史と巻き方については、All About“図入り解説で腹帯を大解剖!腹帯の由来・種類・巻き方”(http://allabout.co.jp/children/childbirth/closeup/CU20020519/)に詳しく述べられています。私自身は、日本の文化である「大切なものを包む、風呂敷の文化」と大いに関連すると思いますがいかがでしょうか。
腹帯は医学的には必ずしも必要というわけではありません。しかし大切なお腹は冷やすよりは暖めた方が良く、それなりの効果もあると考えられます。ただし、あまり締め付け過ぎると背骨と子宮の間にある下大静脈や腹腔神経節が圧迫されて、妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の発症に関与するとの指摘もあります。
というわけで結論です。
腹帯は医学的には必ずしも必要ありませんが、大切な赤ちゃんの健やかな誕生を心待ちにされるおじいちゃん・おばあちゃんの意見も聞いて、あまりきつくない程度に巻かれるのが良いのではないでしょうか。またこれからの暑い季節は、さらしの腹帯を何重にも巻かれる必要はないように思います。
写真はPregnancy & Birthという妊婦雑誌です。価格は2.4ポンド(約480円)、価格的には日本の雑誌と似通っていますね。
でも表紙にある“Build A Super Baby”というのはどんな内容なのでしょう。気になりますね。
腹帯の歴史と巻き方については、All About“図入り解説で腹帯を大解剖!腹帯の由来・種類・巻き方”(http://allabout.co.jp/children/childbirth/closeup/CU20020519/)に詳しく述べられています。私自身は、日本の文化である「大切なものを包む、風呂敷の文化」と大いに関連すると思いますがいかがでしょうか。
腹帯は医学的には必ずしも必要というわけではありません。しかし大切なお腹は冷やすよりは暖めた方が良く、それなりの効果もあると考えられます。ただし、あまり締め付け過ぎると背骨と子宮の間にある下大静脈や腹腔神経節が圧迫されて、妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の発症に関与するとの指摘もあります。
というわけで結論です。
腹帯は医学的には必ずしも必要ありませんが、大切な赤ちゃんの健やかな誕生を心待ちにされるおじいちゃん・おばあちゃんの意見も聞いて、あまりきつくない程度に巻かれるのが良いのではないでしょうか。またこれからの暑い季節は、さらしの腹帯を何重にも巻かれる必要はないように思います。
写真はPregnancy & Birthという妊婦雑誌です。価格は2.4ポンド(約480円)、価格的には日本の雑誌と似通っていますね。
でも表紙にある“Build A Super Baby”というのはどんな内容なのでしょう。気になりますね。