2006.08.07よくある質問

たんぱく質は、単一のものを大量にとるとアレルギーの原因となる可能性もあるため、お肉、お魚、卵、大豆、牛乳などできるだけ多くの種類の食材を組みあわせて摂取することが望ましいと考えられます。また一般的にたんぱく質は加熱により変性して消化吸収がよくなるため、アレルギー予防の側面からも生ものよりは過熱したもののほうがよいと思われます。また季節にもよりますが食中毒のリスクや、生肉など特殊な食材の場合はトキソプラズマ症や寄生虫のリスクもあります。
ただ生ものは絶対にだめというわけではなく、生貝や生肉などは別として、新鮮でおいしいお寿司やおつくりを、たまに少量お食べになるくらいは構わないのではないでしょうか。
温かい日が続き、食べ物がいたみやすい季節です。生ものや、それを処理した調理器具(特に木製まな板など)の取り扱いには十分注意されるようにお願いします。